『マンホール』
『マンホール』
こんにちは
普段われわれの生活に欠かせないインフラの中に「下水道」があります。
各自治体で下水道工事の整備が進むと、道路下に埋設された下水道を管理する目的で丸い蓋に“雨水”とか“汚水”と書かれた「マンホール」があります。
そこで、このマンホールの蓋に各自治体の目印であるマークがあるのをご存知でしょうか?もし、あるはずのマークがないときは要注意です。市区町村の管理していない、例えば、そこの住んでいる地元の住民が費用を出し合って下水道工事をした可能性があるからです。
もし、そんなマンホールを見かけたら、地元の自治会長または町内会長に「地元で工事をしたものかどうか?」を尋ねる必要はあります。費用は各町内会でまちまちですが、転居して来られた方に「下水道維持管理費」などの名目で費用を請求される可能性があります。
以前、30世帯余りの団地で中古住宅の売買の取引があり、重要事項説明書作成のために現地の道路を確認すると、市指定のマンホールではありませんでした。町内会に確認したところ、地元町内会で設置したものと判明しました。そのときは、中古住宅で売主さんが既に支払っていた為「下水道維持管理費」の負担はありませんでしたが、新築の場合は、注意が必要です。