旧土地台帳
土地を購入、売却しようとする時に法務局で取得する土地登記簿謄本(今では、登記事項
証明書)というものをご存知かと思います。それ以前のものが、閉鎖謄本です。
実は、それより更に以前まで履歴を遡ることが出来るのが「旧土地台帳」というものです。
明治の初期頃から書かれている最も古い土地台帳で、縦書きの台帳です。法務局に保存
されている(情報公開されている)もので、無料で交付してくれます。
欄の一番上に地目が書いてあり(ここポイントです)。
その下に枠が3つあり、面積・土地価格・税金です。
購入しようとする土地が、昔「墓地」「池沼」だったら嫌ですよね。「墓地」は、忌み嫌われる
所だし、「池沼」だとおそらく地盤は弱いでしょうから、建物の基礎補強など当初予定してい
なかった余分な費用が掛かる場合があります。造成地などの見た目に惑わされないよう購
入に当たっては、充分注意したいものですね。