法務局調査 ~公図~
法務局調査 ~公図~
法務局の調査では、法務局に備え付けてあるまず住宅地図(ブルーマップ)を探します。ブルーマップとは、住居表示から「地番」が分かる地図のことで、黒色で書かれた番地が「住居表示」で、青色で書かれたものが法務局調査で必要な「地番」です。
地番が分かったら「公図」を申請し、土地の形状と位置関係を把握します。この「公図」は明治初期から引き継いでこられたもので、現況と相違していることが多く、「地図に準ずる図面」として交付されるものです。あくまでも参考としての図面であるため、最高裁では「証拠能力はない」ものとされています。
申請の方法ですが、法務局に備え付けの「地図 地積測量図等の証明書 閲覧 請求書」にブルーマップで調べた「地番」を記入し、“証明書”もしくは“閲覧”のいずれかにチェックをします。“証明書”にチェックをすれば、450円の収入印紙を貼付すれば写しが発行されます。