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下水道画像2

こんにちは

前回「マンホール」について書きました。引き続き給排水の埋設について書きたいと思います。

ご存知の通り、道路に埋設されている代表的な管は、「上水道」、「下水道」、「雨水(うすい)」、「ガス」があります。ここでは「下水道」を取り上げたいと思います。

下水道について調べる場合、市区町村によって呼び名は異なりますが、ここでは便宜上「下水道課」とします。まず、調査対象の現地を記した地図を用意し、下水道課に赴き「下水道普及区域」に入っているかどうかを尋ねます。対象地域であることを確認したら次は「配水管」の埋設状況を「下水道埋設図」で確認し、汚水管の口径、位置、埋設の深さを確認します。

(市区町村によって取り扱いは変わってきますが、図面のコピーはダメでも写真であればOKのところが多いようです。必ず記録を残しましょう)。

例えば、

道路の手前側2Mのところに200㍉の汚水管本管が埋設されているとします。ここで問題は、「深さ」です。給水やガスと違い汚水は圧力が掛けられません。高低差のある場所であればいいのですが、基本的に流れに任せるままです。ケースによっては、深さが5Mというところもあります。無事に接続工事が出来たとしても思わぬ出費が掛かります。土地の購入にあたっては充分注意が必要です。

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