別府弁天池
2014/04/16
美祢市に仕事で行った帰りに、久しぶりに「別府弁天池」に行ってきました。
昭和60年に環境省の「日本名水百選」に選定された「別府弁天池」は、透き通ったコバルトブルーに輝く湧水で、鎮守の森に囲まれた厳島神社の境内にあり、いつみても同じ色を湛えています。
深いところでは、6Mくらいあるそうで、水温も14度ととても冷たく、夏でも水遊びをする子供はいません。その前にバチが当たるので入ってはいけない、と教えられているようですが。
石の周りに竹、枯れ葉が堆積していますが、これは決してゴミではなく、竹の量を加減することで下流の田圃への水量を調整しているようです。
また、駐車場横の公園に、役目を終えた飛行機が展示されていました。
旧式の飛行機なのでエンジン音がひどく、演習中にその爆音で中学校の窓の木枠が外れたそうで、今だと大問題ですが、当時はそんな問題にならなかったようです。
ただ、ワイヤーもタラップも外して(外れて?)あり、保存状態があまり良くなく、退役した飛行機が少し気の毒でした。
もう一つの湧水池である「白水の池」(しらみずのいけ)に行ってきました。
こちらの池は、やや白濁していることから「白水の池」(しらみずのいけ)と呼ばれているようです。地元の人は、白水池(はくすいいけ)と呼んでいるようです。
池の中央に小島があり、細い電柱を3本束ねただけの橋が架かっており、恐る恐る渡ってみました。
こちらの池は、観光客がほとんどなく、急な闖入者に驚いた蛙が、慌てて池に飛び込んでいました。もう、そんな季節です。