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日枝神社

      2014/01/11

 

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東京に出張した折に予定を一日延ばして、以前から行ってみたかった「日枝神社(ひえじんじゃ)」に行ってきました。場所は、国会議事堂近くの外堀通り、溜池山王駅から歩いてすぐです。道路沿いの大きな鳥居が目を引きます。周りは山王パークタワー、プルデンシャルタワーなどの高層ビルに囲まれていますが、境内に一歩足を踏み入れると、そこだけ静寂な雰囲気に包まれ気分が安らぐパワースポットです。

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「日枝神社」の祭神は、「大山咋神(おおやまくいのかみ)」で、もともと比叡山に宿る山の神で、延暦寺の守護神だそうです。最澄が比叡山に寺を創建したときに、この山の神である「大山咋神」を守護神としました。山王というのは、最澄が学んだ天台山国清寺の「山王祠」にちなんでそう呼ばれるようになったそうです。

神社にある 由緒・御神徳によると、

大山咋神は近江国の日枝山(仏語で比叡山)に鎮り、素戔嗚尊の孫神であります。大山咋神は「鳴鏑になりませる神」といわれ山城国風土記によれば「丹塗りの矢」とされております。この丹塗矢は、又破魔矢ともいわれ、厄除け、魔除けのほか、縁結び、子授けにもご利益があり、八方円満の徳を有しております。当社の始源は古く、鎌倉初期、秩父重継が江戸貫主を名乗り、その館に山王社を勧請し、文明年中太田道灌が場内に、更に天正年間徳川家康が入府に際し城内の鎮めと崇められ、武蔵野を開拓し、大江戸の鎮護としてあがめられ、明歴の大火のあと萬治二年(一六五九)当地星が岡に移遷されました。江戸時代の日枝・山王まつりは、日本三大祭の一つに数えられ、時の将軍家が城内に自ら奉迎せされ「天下祭」「御用祭」とも称され、広く世に知られ、江戸市民に親しまれました。現在も隔年に執り行われる六月の山王まつり「神幸祭」は氏子各町内(七一二ケ町)を巡幸し、古式ゆかしく盛大に行われています。(平成は偶数年)

 

本殿向かって左右に狛犬ならぬ狛猿(こまさる)が神の使いとして鎮座しています。よく見てみると左側のメス猿は、子供を抱えており、円満・繁栄の御神徳があるようです。

大山咋神の御神体は「鍬」で、農耕信仰・国土開発のほか、商売繁盛・社運隆昌の守護神として崇敬されています。

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この日は、外国の方も参拝(観光?)に来られていました。珍しさもあったのか写真をたくさん撮られていました。

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通りから境内までの石段は、結構段数がありましたが、エレベーターが設置されており足の不自由な方にも親切です。

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