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関門橋 その2

      2014/01/11

前回、関門橋の橋脚の一番高いところに登った話しを書きました。今回は、関門海峡をクジラが通過する話しです。以前ある人(仮にHさんとしておきます)から聞いたことのある話しで、20年くらい前の春頃の話しだそうです。

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新聞社からの依頼で、ある目的の為、記者とHさんの二人で関門橋のテッペンに登り、(前回、私が登らせて頂いたところは、フラットで比較的広く、柵もあるのでそんなに怖くはない。さらにその3M位上のこと)。二人で登ったと書きましたが、正確には、テッペンは丁度、クラゲの頭の様になっていて、少々足場も不安定なので、長居するには怖いと思ったその記者の方は、用意した双眼鏡と無線(携帯電話でないところで、凡その時期が判って頂けると思う)をHさんに渡すと、そそくさと橋を下りていった。「見えたら教えてください」。との言葉を残して…。

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残されたHさんは、一人で暖かい春の風を受けながら、また行き交う大小の船に思いを馳せながら、または眼下を走る大型のトラックの列に身体を揺らされながら、手渡された双眼鏡を片手に、武蔵と小次郎の戦いで有名な巌流島方面を眺めていました。

「どれくらい時間が経っただろうか」?

と、思ったそのとき、10000t級の船が、響灘から関門橋に向けて進行してきた。「潮の流れ」、「潮位」いくつかの条件が重なり、もしやと思い手に持っていた双眼鏡を握り締めたその先には、船の左右に寄り添うように、28頭のイルカが、船とともに自分に向かって来るのが見えた。

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すぐさま、もうひとつの道具である無線を取り出し、「今、姿を現したよ」。と、交信先の相手に伝えた。新聞社である。ものの5分もした頃に、小倉方面から「バラバラ」と音を立ててヘリコプターがやって来た。船の周りを何回か旋回し、写真を撮って帰って行った。関門の春を告げる出来事として、翌日の新聞の一面を飾ったそうです。

話しには続きがあって、撮られた写真を良く見てみると、イルカのさらに水深深くにクジラの姿が6頭、確認されたようで、響灘で息継ぎしたクジラは関門海峡をそのまま潜行し、長府沖でブレスし、さらに東を目指して最終的には、瀬戸内海の忠海あたりに行き着くそうです。(なぜ、忠海かは次回に)

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