功山寺
「功山寺」
長府川端にある「功山寺」は、禅宗寺院の古刹で、嘉暦2年(1327年)に大内氏によって創
建されました。以前は「長福寺」と言われていました。
仏殿は国宝に指定されており、多くの指定文化財があります。
元治元年(1864年)高杉晋作が寺院に潜んでいた三条実美以下四名に回天義挙を誓い
決起した記念碑が総門脇に立っており、
額には、「海右第一峯」と掘られいます。海は国を峯は
寺を意味し、「この辺りでは、当寺院の右に出る寺はない」という意味のようです。
毛利秀元の奉納と伝えられています。
ただ、山門は安永二年(1773年)に建てられたもので、老朽化が進み、災害時には
倒壊の危険があるようで、大改修に向けて準備をしているところです。
長府地区のボランティアが中心になって毎年11月に行われる「彩りの城下町長府」も
功山寺の山門から境内に向けてライトアップしてとても幽遠な感じで、見るものを惹きつけ
るものがありました。
残念ながら今年は、山門が老朽化したため、それも叶いませんでした。
一日も早い改修が望まれます。
広く寄付を募っております。
功山寺山門等大改修事業実行委員会
電話083-245-0258