第5回 川棚・コルトー音楽祭
2014年4月2日(水)に川棚の杜(コルトーホール)にて
第5回川棚・コルトー音楽祭(1st.京都フランス音楽アカデミー特別演奏会)が開催されます。
(写真はGoogle画像検索より)
演目は、
シューベルト 弦楽三重奏 第1番 変ロ長調D.471
ベートーヴェン ピアノ三重奏 第5番 ニ長調「幽霊」op.70-1
ブラームス ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 op.25
演奏者は、
Vioolin 原田 幸一郎
Viola Bruno Pasquier(ブルーノ パスキエ)
Cello Philippe Muller(フィリップ ミュレール)
Piano 古賀 千恵
以上の4名です。
Alfred Denis Cortot(アルフレッド ドニ コルトー)(1877~1962)
フランスを代表するピアニストで、晩年の1952年に来日を果たし、下関講演の際に宿泊された「川棚観光ホテル」から見える厚島に大層魅せられ、「永住したい!」と当時の川棚村長に申し出された話しが伝わっています。
(写真はGoogle画像検索より)
その「川棚観光ホテル」の跡地に日本を代表する建築家 隈研吾による「川棚の杜」が造られ、音楽ホールとして使用されるホールが設けられ、その名を「コルトーホール」と命名されました。また、厚島も別名:弧留島(コルトー)と呼ばれています。
フランス帰国後に、日本に、特に川棚の厚島に想いを馳せながら、厚島に暮らすことを夢に見ながら志半ばでこの世を去ったコルトーにすれば、音楽ホールにも厚島にも自分の名前が、後世、下関市民の思い出とともに残されたことは、島に永住できなかったコルトーも喜んでいるでしょう。
今回の音楽祭の出演者は、クラシックファンであれば知る人ぞ知る方ばかりです。ぜひこの機会一流の演奏に耳を傾けてみては今がでしょうか。ちなみにピアニスト 古賀 千恵さんですが、昨年末に共通の知人を介して、門司港の「マリーゴールド門司港迎賓館」で催された恒例のクリスマスのイベントにヴァイオリニストの方と二人で演奏して頂きました。
演奏後は、同じテーブルで美味しい料理とワインを頂きました。今回の演目は、ピアニストにとって技術を要するようで、ぜひこの耳で堪能したいと思います。
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