『不動産トラブル~上水道~』
『不動産トラブル~上水道~』
こんにちは
以前、下水道について書きました。今回は、「上水道」について書きたいと思います。物件調査をするにあたり、調べる内容は次の通りです。
水道局と一口に言っても、市営水道もあれば県営水道もあります。まず調べるのは、役所の総合案内に「管轄の水道局」を尋ね、窓口を教えてもらいます。ここでは便宜的に「上水道課」とします。
まず調べることは、事前に調べたい場所の住宅地図を用意し、担当者に次の事項を尋ねます。「上水道課」に用意されている住宅地図に各家庭の埋設状況が記されています。そこで詳細な水道管の敷設状況を教えてもらいます。1.水道管埋設口径(前面道路の埋設管の口径) 2.埋設位置(道路の端からの距離) 3.埋設深さ(配管の深さ) 4.引き込み口径(道路からの引き込み口径) 5.取り出し口径(敷地内の取り出し口径) 6.水栓番号の順に調べます。場合によれば、隣接地を経由して引き込みされている(又は逆)ことがあるので、十分注意して調べ、分からないことがあれば担当者に尋ねます。